mim drawing史上。大ニュース!!

ワシントン・ポストから取材!

 

実は7月上旬にとある新聞会社から取材を受けておりました!

その新聞会社とは、、、

 

アメリカで超有名な新聞「ワシントン・ポスト」!!!

Youtube動画でも報告しているので、詳細を動画で知りたい方はぜひ参照ください↓

 

一応、知らない人はあまりいないと思いますが、念の為簡単に説明すると。

ワシントン・ポストとは、、、

アメリカ合衆国ワシントンD.C.で発行されている日刊紙である。ワシントン都市圏で最も多く発行されている新聞であり、アメリカ全土にも多くの読者がいる。

というめっちゃでかい新聞会社から取材を受けました。

 

 

取材状況(裏話)について

取材には女性2名が来て一人が英語で質問、一人が通訳という形で取材。
私は日常英語レベルは一応聞き取れるので、私が言ったことを通訳の方がどれくらい正確に伝えるのか気になって、耳を澄ませていましたが、かなり細かいニュアンスまで伝えてくれていた感じがして驚きました!しかも長文で返答したものもある程度記憶して要点をまとめて伝えていたので、正確に通訳することだけでなく、文化への理解や記憶力も必要な仕事だなと驚嘆しました。

ちなみにワシントン・ポストなんて超有名な新聞会社のライターであれば、かなりのエリートなのだろうと思い、ワシントン・ポストで仕事できるようになるのはかなり倍率高いですか?的な質問もしてみたけれど、どうですかね〜(笑)とぼかされました(^^)

 

とまぁ、かなりmim史上でもかなり衝撃的な出来事でしたが、案外取材は1時間半くらいでスムーズに済み、せっかくだからと取材のテーマであった「ハジチ」のジャグアタトゥーを記者のお二人に施術し、取材は終わりました。
(ちなみに記者の方と撮った写真は後からNGが出たので載せられず(涙)

左側が通訳さん、右側がライターさん

 

 

韓国のタトゥー事情もきけたよ

ライターの方は韓国系アメリカ人だったのですが、左手にハングル文字のタトゥーを彫ってたのですが、デザインがカッコよくて素敵でした。日本語もひらがなやカタカナを崩して彫ったら面白いのかな?なんて思いました。
あと、そのタトゥーについて話している時に聞いた、なかなか衝撃的な情報が、

 

「韓国ではタトゥーは違法」

ということでした。

 

えぇ!最近のK-POPアイドルってゴリゴリタトゥー入ってる人多くない!?って思ったのですが(実際に私のお店にもK-POPアイドルと同じタトゥーデザインのオーダーがよくきます)、どうやら法律?的には違法らしいです。

でも、暗黙の了解でスルーされていて「タトゥースタジオがいきなり摘発される」なんてことはないそう。
それでも一応違法だから、、、ということで彫り師さん達は顔出しをしない。SNSでめっちゃフォロワーがいる彫り師さんも顔出しはしてないと韓国のタトゥー事情を教えてもらいました。

 

日本もタトゥーの施術に関しては結構グレーな内容も多いので、タトゥーがタブーとして扱われている国同士、政府の対応はちょっと似たところがあるのかな?なんて思いました。

 

 

取材テーマは沖縄のハジチ

そんなこんなで取材自体は終わったのですが、実際になぜワシントン・ポストがmim drawingのお店に取材に来たかというと「沖縄の消えてしまった文化ハジチ」についての現状を取材したかったようです。

ちょうど沖縄が今年「本土復帰50年」の節目の年であり、日本や世界から注目されています。例年に比べて本土で沖縄フェアやエイサー公演などが多いのも、その影響がありそうですね。そこで、ワシントン・ポストのアジア圏ニュース部門で、沖縄を取り上げるにあたり、今まであまり取り上げられたことのない「ハジチ」がテーマに選ばれたとのことでした。

 

ハジチを知らない方へざっくり説明をしておくと、ハジチとは昔沖縄の女性の手の甲に彫られていたタトゥーのことです。

もう少し詳しく知りたい方はこちらの動画をどうぞ ↓

 

私はあくまで消えるタトゥー(ジャグアタトゥー)が専門ではありますが、現在ハジチを彫っている彫り師があまりおらず。沖縄で消えるタトゥーではあるけれど、ハジチのデザインを描いたり、情報発信をしているmim drawingにも取材が来たという訳でした。

1時間くらい取材があったので全部の内容を覚えてはいませんが「ハジチについてどう思っているか、復興させていきたいか」「ハジチの定型デザインを崩すことどう思うか」ということはメインで聞きたがっていたように感じました。

ちなみに、私以外にもハジチの彫り師さんや実際に自分の手にハジチをしている方への取材なども行っており、それぞれのエピソードが記事にされています。

 

全文英語なので、私はGoogle翻訳さんに助けてもらいながらなんとなく記事を読みました(笑)
(余裕がある時にどなたかにちゃんと翻訳してもらい、内容を上げようと思います。)

 

 

全文英語の記事

ということで、今回はワシントン・ポストから取材の一連の出来事についてのご報告でした!!
生きている中でこんな体験ができるなんてラッキーだなと思ったと同時に、自分の島の文化についてもっと深めていく必要があるように感じたので、これからも少しずつ勉強していきたいと考えています。

 

では、最後に取材を受けたワシントン・ポスト記事の紹介です↓↓
私の記事部分は一番最後の部分です(Minami Shimojiと本名で紹介されています)

In Okinawa, a push to revive a lost tattoo art for women, by women

 

ぜひ読んでみていただけると嬉しいです(^^)