知らないと危険かも。セルフボディーアートは正しい知識で安全に楽しもうmim drawingからの商品紹介

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こんにちは、mim drawingです。

ご来店されるお客さまから、ボディーアートで使用している染め剤や道具についての質問をよくいただくので、セルフボディーアートをされる方向けにmimが使用したことのある商品を紹介したいと思います。

※記事の中ではmimが実際に使ったことある商品で、できるだけ安全性が高いと思われるものを紹介しますが完全な保証できません。海外輸入品自体の品質や個人のアレルギーや肌の状態などでトラブルが起こることもあります。ボディーアートの際は完全自己責任となりますので、予めご了承ください。

と初めから厳しいことを書きましたが、本来ボディーアートは人の肌に直接つけるものなのでトラブルを起こさないように気をつける必要があります。

実際のトラブルには「ブラックヘナに含まれていた科学染料(PPDなど)で皮膚が水膨れになった」などがあります。
【閲覧注意】
ブラック・ヘナタトゥ―で水ほうが出現した少女。傷跡は一生残るかもしれない

「よく染まるから」「いろんな色に染めたい」という気持ちはとてもわかりますが、肌トラブルを起こさないためにも商品自体の安全性にも注意して、ボディーアートを楽しんでもらえたらと思います。

今回は実際にmimがお店で使用している、または使用したことがある
・インクボックス
・ジャグアタトゥー

・ヘナタトゥー
・タトゥーシール
の4つについて紹介します。

※インクボックス、ジャグアタトゥーはナッツ、イチゴ等、種子系アレルギーの方はご使用をお控えください。
※各染め剤の保存期間は、実際に使ってみて染色能力がなくなるのを基準にしています。(メーカーの保存期間はそれぞれご確認ください)
※画像クリックするとそれぞれAmazonの商品ページに飛びます。

 

インクボックス(INK BOX)

mim drawingの2週間タトゥーのメインで使用している染め剤。
ジャグアタトゥーの原料が一緒で実質ジャグアインクです。その他のジャグアインクと識別するため当店ではインクボックスタトゥーと表記しています。
カナダで開発されたインクですが、日本にも「インクボックスジャパン」支社があるため、商品自体の安心感がありますね。
染まった後は約2週間残ります。
染まりもかなり安定しており、色は「紺〜黒」っぽく染まります。
棚保存で約半年可能です。(一般的なジャグアインクに比べかなり保存が良いです)
当店ではフリーハンドインク 30ml(4980円)を使用しています。

もう少し詳しくインクボックスについて知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
インクボックスのジャグアインクの特徴

 

ジャグアタトゥー(Jagua tattoo)

インクが日本で開発されたりと、近年かなり知名度が上がってきたように感じる染料です。2017年頃に放送されていたテレビ番組のディレクターがウィトという果物を顔に塗って黒く染めてしまい「ナスD」とのあだ名がついていましたが、そのウィト(ジュニパーアメリカーナ)が原料となっています。

染まった後は約2週間残ります。
色は「紺、灰色、黒」
っぽい色に染まります。
染まりはヘナに比べると安定しています。
染料は、ヘナやインクボックスに比べてやや水っぽかった記憶があります。
保存は冷蔵で3週間、冷凍で6ヶ月。こちらも鮮度が落ちると染色能力が落ちます。染色能力の落ち方はヘナよりはやいです。買ったら早めに使い切ることをおすすめします。

興味がある方はこちらをどうぞ↓
プロが教える!誰も知らないジャグアアートのすべて

 

ヘナタトゥー(Henna tattoo)

フェイクタトゥーを知らない人でさえも名前を知っていたりする「ヘナタトゥー」。
メヘンディとよばれることもあります。(メヘンディ自体はインドの言葉で“ヘナで肌を染める”“ヘナで肌に模様を描く”ことを意味します)
主に南アジアから中東、アフリカ大陸で、縁起もの幸運や吉祥を招くものとして伝わっており、インドでは結婚式前日にヘナタトゥーを手足にびっしり描く風習があります。

染まった後は約2週間残ります。
染まりは温度や湿度などに左右さやすく、個体差が大きいです。
色は「オレンジ〜茶色」に染まります。
茶色がアジア人の肌の色にマッチしやすく、柔らかい印象があります。
価格はインクボックスに比べるとお手頃ですが、個数によるのでAmazonサイトにて確認ください。
保存は1週間程度(冷蔵保存)。鮮度が落ちると染色能力が落ちていきます。

※!注意!ヘナは「オレンジ〜茶色」にしか染まりません。それ以外の色に染まるものは科学染料が入っている可能性が高いです。肌トラブルを避けるためご使用はお控えください。

タトゥーシール(Tattoo sticker)

最後に肌を染めない商品も紹介しておきます。水で濡らして肌に貼り付けるタイプで、数日間楽しめます。
タトゥーシールであれば色が自由に選べるし、染まりムラもありません。
大きいデザインや細かい柄も一瞬でボディーアートできるのが良いですね。
イベント前などに好きなデザインをゲットして楽しんでいただけたらと思います。

以上。
ボディーアートのお店をする上で色々な商品を実際に試してみた結果、現在は「インクボックス」が一番使い勝手が良いためメインで使用しています。
また、ボディーアートのワークショップを受けたり、染め剤や商品のことを調べるうちにボディーアートのリスクについても学びました。

ボディーアーティストとしてボディーアートをもっと身近に、安全に楽しんでほしいと思います。参考になれば幸いです(^^)♡