こんにちは、mim drawingです。
今回はハイビスカスのデザイン解説です。
ハイビスカスの和名はブッソウゲ(扶桑花・仏桑華)、沖縄ではアカバナー(赤花)とも呼ばれ、南国によく似合う深い緑の葉と赤や黄色やピンク等の色鮮やかで情熱的な花を咲かせる植物です。
私たちの住む沖縄では街路樹として公道に植えられていたりと非常に身近な存在で、県民や沖縄を訪れるたくさんの人々に愛されています。
ハイビスカスの花言葉
「新しい恋」「勇気ある行動」「あなたを信じる」「信頼」
ハイビスカスの花は南国ではずっと咲いているようなイメージですが、花自体は1日から3日程で萎んでしまいます。
しかし、入れ替わるように新しい花が次々と咲くため、「新しい恋」という花言葉がつけられたともいわれています。
また「あなたを信じる」、「信頼」という花言葉は、ハイビスカスがハワイやインドで神に捧げる花であることに由来しているようです
とりわけインドでは、ヒンドゥー教の神ガネーシャに捧げる花であることから、「あなたを信じます」や「信頼」の由来であるとされます。
ハイビスカスの花言葉は色によっても違う
・赤いハイビスカスの花言葉は「勇敢」「常に新しい美」
・白のハイビスカスの花言葉は「艶美」「繊細な美」
・オレンジのハイビスカスの花言葉は「繊細な美」
・黄色いハイビスカスの花言葉は「輝き」
・ピンクのハイビスカスの花言葉は「華やか」
ハイビスカスの名前の由来
ハイビスカスの名前は、エジプトの美を象徴とする女神ヒビス(Hibis)と、ギリシャ語の「似ている(Icos)」を合わせて「hibiscus」とされたことが由来となっています。
また、古代ギリシャでタチアオイを意味する「ibiscos」がラテン語で翻訳され、18世紀頃にヨーロッパに渡り「hibiscos」になったりなど語源には諸説があります。
(左:ハイビスカス/右:タチアオイ)
沖縄でのハイビスカス
沖縄ではイメージの通り、ハイビスカスの開花時期は月を選ばず一年中咲き、真冬でも見ることができ、庭木、生垣、街路樹とたくさんの場所に植えられているため、生活の中で見かける機会が多くあります。
また、アカバナー(赤花)と呼ばれているハイビスカスですが、別の呼び方でグソーバナ(後生花)とも呼ばれています。
グソーとはあの世の事で、亡くなった家族や先祖の幸せを願うために墓地に植える習慣があることからグソーバナと呼ばれるようになりました。
ハワイでのハイビスカス
ハイビスカスの一大産地のハワイでは、ハイビスカスは神様へ捧げる花として古くから親しまれており、その習慣からハワイの州花として指定されています。
ハワイ語では「Aloalo」(アロアロ)と呼ぶようですが、州花である黄色のハイビスカスの正式な名称は「マオ・ハウ・ヘレ」(H. brackenridgei)とたくさんの種類と文化が見られます。
こちらは沖縄のハイビスカスの品種とは異なります。ハワイのハイビスカス
また、フラダンスとハイビスカスの関係性も深く、神々の力を宿し、悪魔や災いを退ける「お守り」としてハイビスカスをフラダンスのアクセサリーに用いるようです。
(フラダンサーの方へトライバル風ハイビスカス)
最後に
今回は人気なデザイン「ハイビスカス」のご紹介でした。
実は本文内では触れませんでしたが、ハイビスカスの品種は200種類以上あるようで驚きました。アンミ…ゲフンゲフン
小学生の頃、よく下校中に道端に生えてるハイビスカスの花びらで遊んだもので、思い返してしみじみしながら記事を書きました~
これを機にジャグアタトゥーで鮮やかな2週間を過ごしてみてはいかがでしょうか!
デザインオーダーお待ちしております!
担当:TARO